MS-06D ザク・デザートタイプ カラカル隊所属機
MS開発秘録
MS-06D ザク・デザートタイプ カラカル隊所属機
FILE No.009
MS-06D ザク・デザートタイプ カラカル隊所属機
気象条件の変化が激しい熱帯及び砂漠地帯の作戦部隊に追加配備されたMS-06D型仕様は、現地部隊でも使い勝手の良さから将兵にはその実用性の高さを評価されており、通常のジオンの制定カラースキムではなく、配備時から作戦行動に合わせた迷彩塗装が標準的に施された(北米区域中心に配備されたK型もほぼ同様)。これら制式塗装として承認されたカムフラージュは通称デザートカラーとして地上軍に採用されており、後にMS-06G、07、09でも採用されている。第5地上機動歩兵師団IMS大隊A小隊で活用された機体ではさらにショコラーデンを組み合わせたカムフラージュパターンが使われており、部隊マークのカラカル(大隊基地で兵隊に飼われていたカラカル種がモチーフに使われた)がそのまま小隊の愛称として定着した。