時空創造――HI-METAL R 商品化記念『超時空世紀オーガス』スタッフ・キャストメッセージ

今回の「HI-METAL R オーガス」商品化を祝して、主人公・桂木桂役の速水奨さん、シリーズ構成の松崎健一さん、脚本の大野木寛さん、キャラクターデザインの美樹本晴彦さん、メカニックデザインの宮武一貴さんにコメントをいただいた。
速水奨(桂木桂役)

「異人種が入り混じる世界で国家同士が争う」という構図は現実世界の縮図ですし、当時から他のアニメでも描かれていました。ただ『オーガス』はその辺をスタイリッシュに描いていて、同時に戦いが生む悲劇をきちんと描いている。今観ても先進的な作品だと感じます。大人になった皆さんも改めて本編を観て、ぜひこの「HI-METAL R オーガス」で遊んで下さい。逆に、「HI-METAL Rオーガス」がこれから『オーガス』を観る方への入り口になれば嬉しいです。
大野木寛(シリーズ構成協力・脚本)

スタジオぬえとしては、初のオリジナル作品である『マクロス』をヒットさせたという自信がありましたから、次も自社のオリジナル企画でいきたいということでした。そこで松崎(健一)さんが叩き台となる世界観をまとめられて、それをもとに私も加わって全体の流れを作っていきました。
スタジオぬえというのは、当時すでにアニメ界でも一大ブランドでした。その端っこであったとしても、企画から関わることができたのはよかったと思っています。
美樹本晴彦(キャラクターデザイン・作画監督)

当時、絵のプロになれるなんて思っていなかった僕が『マクロス』『オーガス』をきっかけに今でも絵を描き続けていられるのは、アニメを観て下さった皆さんのおかげだと思っています。
玩具をはじめとした各種の商品は作品の商業的な結果への影響も大きいし、メカが苦手な私にとっては、何よりイラストを描く際の貴重な資料になりますので(笑)、「HI-METAL R オーガス」も大変楽しみにしています。
松崎健一(シリーズ構成・脚本)

企画は『超時空要塞マクロス』の放送中から始まっていて、「次回作は『マクロス』とは違ったアプローチのSF作品」というコンセプトで考えていました。
人気作品の後追いをするほうが楽ですけど、それは私を含め「スタジオぬえ」のカラーじゃないですから。良く言えば独自性が高い。悪く言えばひねくれてるんですよ。でも、一般層向けの作品で、やりたいことをやりすぎたので、主流にはなれませんでした(笑)。そういった部分でも『オーガス』は学ぶことが多い作品だったと思います。40年経った今でもこうして話題にしていただけるのはありがたい話ですよね。
宮武一貴(メカニックデザイン)

オーガスはミリタリーメカではないことから曲面主体となっています。ハードでガチガチなメカは『マクロス』でやり切った感触があったので、別の視点でリアリティかつチャーミングなデザインをどう展開できるのか?
というアプローチから導き出しています。
こうして見直される機会を得ると、40年前に考えていたことが多少は理解されたのかなぁ、と思いますね。『マクロス』もそうですが意外と時代を超えて維持できてるものなんだ思うと感慨深いです。
今年は『オーガス』にとって記念すべき年ということで、HI-METAL Rの発売の他にも色々とな動きがあると聞いています。それも個人的に楽しみにしているんですよ。
ここで紹介した皆さんのコメントは、2023年2月27日に発売される「フィギュア王」No.301に、より分量のあるロング・バージョンで掲載される。この他にも設定資料集やアーリーデザイン、当時物グッズを可能な限り紹介した『超時空世紀オーガス』特集が掲載される「フィギュア王」No.301をぜひチェックしてほしい。53ページの大ボリュームだ!!

表紙を飾るのは、天神英貴氏による「HI-METAL R オーガス」パッケージアート!商品パッケージでは、さらに背景が描き込まれた完成版イラストが使用される予定だ。
40周年を迎えていよいよ動き出す『超時空世紀オーガス』、そして「HI-METAL R オーガス」にご期待ください!!
