始まりと終わりを司るメカニック、ザンボエース―― 6/1店頭予約開始「超合金魂 GX-81 ザンボエース」商品仕様解説

※画像はイメージです。
※画像は試作品を撮影したものです。実際の商品とは異なります。
ザンボエースの魅力
『無敵超人ザンボット3』(1977年)は、放送から40年以上を経過した現在も根強い人気を保っている。本作には多くのメカニックが登場するが、中でも「ザンボエース」の存在感は大きい。
ザンボット3はザンバード、ザンブル、ザンベースがコンビネーションして完成する。
ザンバードは三つの合体メカの一つで、他の二機と異なりザンバード(戦闘機)からザンボエース(人型ロボット)への変形機能を備えていた。ロボットアニメの歴史を見れば、マシン同士や人型ロボット同士の合体は、1977年の時点で既に散見できる。
しかし、人型ロボットとマシンという異なる種類のメカニックが合体して、巨大ロボットが完成するシステムは本作独自の発想だった。ザンボエースは合体ロボットに新たな潮流を生んだのである。
また、映像におけるザンボエースにも目を向けてみよう。
ザンボット3が本編に登場するのは第3話で、第1話、第2話はザンボエースが主役ロボットとして活躍。ザンボマグナムを駆使してメカブーストを倒した。
ザンボマグナムの設定も、それまで光線やミサイルが主体のロボットアニメの武装の概念を変えている。ロングバレル、ストック、スコープ、グレネードランチャーなどのアタッチメントが武器としてのリアリティを高めていたのだ。
やがて迎えた最終回では、ザンブルとザンベースが決戦で失われたためにザンボエースが宿敵と対面して、鮮烈なラストシーンに突入する。すなわち『ザンボット3』の始まりと終わりを語るにあたって、ザンボエースは欠かせない。
むしろ本来の主役たるザンボット3以上に、ザンボエースが主人公・神勝平の分身として演出されたことを鑑みれば、ザンボエースは“もう一つの主役ロボット”という印象さえ受けるのだ。だからこそ、合体メカの一つではなく、独立したトイとしての完成度を極めたザンボエースが欲しい……。その想いを受け止めたのが、この超合金魂ザンボエースなのである。
全高約180mmのビッグサイズ&フルアクション
今回の「超合金魂 GX-81 ザンボエース」は、2004年に発売された「GX-23無敵超人ザンボット3(以下文中「GX-23」)」付属のザンボエースが全高約135mmであるのに対して、全高180mmと二回り以上大きい。
また、ザンボット3への合体システムを省略し、ザンボエース単品としての完成度を優先しているため、各関節の可動アクションも豊富なものとなった。
ヒジ、足の付根、ヒザには二重関節を内蔵し、特に腰は左右の回転軸に加え、上下回転軸が3本備えられていて、柔軟なポーズに対応できる。
なお、ダイキャストは胴体、上腕部、大腿部、足裏と多用されており、その重量感は凄まじい。
さらに関節だけでなくフェイスパーツも交換可能で、顔の表情も変えることができる。



▲「GX-81」(画像左)と「GX-23」(画像右)の比較。並べるとその違いが一目瞭然である。
※「超合金魂 GX-23 無敵超人ザンボット3」は付属しません。

▲空中を飛ぶザンボエース。

▲射撃ポーズ。いずれも映像で印象に残るアクションである。

▲フェイスパーツの差し替えで、神勝平の分身として活躍したザンボエースの表情を再現。
エースチェンジを完全再現
ザンバードからの変形システムは、「GX-23」では差し替えだった胸の翼の伸縮も再現し、より映像に忠実となった。さらにザンボエースの頭部が出てくるアクションと連動して、頭部を覆うカバーが胸部に引き込まれ左右に開く。これはまさに映像の変形シーンを彷彿とさせる。
キャノピーは開閉し、フィギュアが乗せられる。さらにザンバードの操縦席移動後の状態を再現するため、シートを後ろに倒すこともできるのだ。
また、ザンバードにはトレンブルホーン、バルカン砲を取り付けることも可能となっている。


▲ザンバードの操縦席には神勝平と千代錦のフィギュアが搭乗。
機体上面の翼は可動用と形状重視用の2種類が付属する(写真は形状重視用)。
ザンボエースの拳は腰の部分に収められており、ザンボエース形態時の腰の空間を隠すためのパーツも付属する。

▲ザンバードのオプションパーツ。翼にトレンブルホーン、機首にバードガンを装着。ディスプレイ台はザンバードの形態でも使用できる。
ザンボマグナムはオプションパーツもすべて付属
ザンボマグナムにはエクステンションバレル、スコープ、サイレンサー、グレネードランチャー、ストック、ドラム・マガジン、予備マガジンとすべてのオプションが付属。
これらを装填したガンベルトを展開すれば、ホルスタージェット形態にも変化する。


▲ガンベルトを装着した状態。すべてのアタッチメントが取り付けられる。

▲ザンボマグナムのアタッチメント一覧。マガジンは3個入っている。

▲エクステンションバレル、スコープ、ストック、グレネードランチャー、ドラム・マガジンを装着したザンボマグナムで戦うザンボエース。劇中の様々なガンアクションを決めることができる。
文・五十嵐浩司(アニメーション研究家)

超合金魂 GX-81 ザンボエース
2018年10月27日発売
メーカー希望小売価格:16,200円(税8%込)

ダイキャストを使用したボディとそこに秘められた数々のギミックは、少年の頃の熱い思いをよみがえらせる。規格化されない数々のギミック、キャラクター毎への異なるアプローチとチャレンジ。「超合金魂」は合金玩具を代表するシリーズである。
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