50年目に生まれた最先端ウルトラ・フィギュア!! S.H.Figuarts ウルトラマンシリーズ

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「ウルトラマンシリーズ」がその放送開始から50年を迎える2016年。バンダイの可動フィギュア技術が導き出した“50年目の結論”ともいえる最先端のウルトラマン・フィギュアがついに誕生する。その背景を、五十嵐浩司氏(アニメーション研究家)に語っていただいた。

バンダイの技術が導いた“50年目の結論”

日本のヒーロー番組の金字塔である空想特撮シリーズ『ウルトラマン』。その放送開始から、2016年で50年を迎える。
ウルトラマンシリーズはギネスブックに載るほど、多くの派生シリーズを生み出したシリーズである。それは同時に、50年の間に多くのフィギュアが作りつづけられたことを意味する。

ウルトラマンのフィギュアと一口で言っても、そのカテゴリーは様々なものがある。ソフトビニール人形、プラモデル、怪獣けしごむ……そして可動フィギュア。特に可動フィギュアは、その時代ごとのアイディアが反映されるアイテムでもある。進化の流れが最も如実に見えるカテゴリーなのだ。

そして、『ウルトラマン』放送開始から50年という節目の年に登場するのが、このS.H.Figuarts ウルトラマンである。歴代可動フィギュアにとっての課題だった、“もっと似せた方が良い?”、“もっとフィギュアとして動いた方が良い?”という二つのクエスチョンに対する結論がここにあるのだ。それは「そっくり」で「すごく動く」こと。S.H.Figuartsが蓄積した技術が最先端のウルトラマン・フィギュアを産み出したのである。

▲初代ウルトラマン独特のファイティングポーズ。頭部の造形はシリーズ後期に使用された、完成形のマスクを徹底再現している。

▲お馴染みのアクションを再現できるだけでなく、実物のスーツを意識した造形が、これまでにないリアリティを醸し出す。

▲ウルトラマンの出現シークエンス。目の表面のカッティングに注目してほしい。また、手袋内の指を意識した拳の造形にも驚かされる。

“ディテールと可動の両立”というアプローチ

ウルトラマンは究極的にシンプルなスタイルのヒーローである。それゆえに、可動フィギュアを作ることは根本的に難しい。これまでも色々なアプローチが存在したが、何らかのアレンジを施すことは、むしろ必須だった。

しかし、このS.H.Figuartsのウルトラマンは違う。S.H.Figuartsの概念にウルトラマンという題材を当てはめることで、極めてアレンジのない可動フィギュアを産み出すことへ挑んだのである。

前述したように、S.H.Figuarts ウルトラマンの企画スタッフが方向性として見出したのは、ディテールと可動の両立だった。映像に登場するウルトラマンを、そのまま可動フィギュアにするにはどうすればいいだろうか……? S.H.Figuarts ウルトラマンのスタイルは、そのような試行錯誤を経て生まれてきた。映像で活躍するウルトラマンの姿を遵守しながら、可動する箇所を設けていく。可動することを前提に作られた「ULTRA-ACT」シリーズとは逆のフォーマットに落とし込むことで、これまでにない造形と動きを両立させることができたのだ。

こうしてS.H.Figuarts ウルトラマンは、スタイルにスーツアクターの存在さえも感じさせるディテールを保ちながら、最大の可動箇所を備えたフィギュアともなった。特に手首や、三角筋から大胸筋に至る部分の造形、臀部の形状などS.H.Figuartsならではの“らしさ”を感じていただけると思う。

▲ウルトラマンの登場ポーズ。腕部や胸から腰の流れるラインに注目して欲しい。その優美なフォルムと可動の両立がS.H.Figuartsのポイントである。

▲飛行ポーズ。頭をここまで上に向けることができる。また両手もピッタリと揃えている。 S.H.Figuartsの可動の真価はここにも見られる。

▲スペシウム光線の発射ポーズ。肩の左右のバランスに注目してほしい。あえて対称形にしないことで、映像を意識した造形と可動を両立させているのだ。

文責:五十嵐浩司(アニメーション研究家)

S.H.Figuarts ウルトラマン

価格:5,616円(税8%込)
発売月:2016年7月

■商品仕様
全高:約150mm
材質:PVC、ABS

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