S.H.Figuarts品牌《烙印戰士》系列<原型師 長汐響>訪談

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到了S.H.Figuarts承諾的時刻。人氣漫畫《烙印戰士》系列商品終於登場囉。
9月將發售第一彈商品「格斯」,並於10月接著推出第二彈商品「格里弗斯」。為紀念商品發售,我們邀請了負責原型的長汐響老師來一起評述該系列商品的魅力。長汐老師是SHINKOCCHOU SEIHOU系列的原型師,格斯和格里弗斯也使用同樣的製法製作了造型,並且采用二次元角色很少使用的「Tamashii Digital Coloring Technology」等技術,使商品擁有了可動Figure中的頂尖質量。快來一同看看S.H.Figuarts的格斯和格里弗斯是如何開發出來的吧!被因果律繫在一起的絲線,在此刻相連!

「數位上色」技術

――首先,請分享一下您看到眼前的樣品後有何感想?

長汐:それは嬉しいですよね。いつも思うのですが、結局アクションフィギュアは、商品こそ完成形なんですよ。スタチューであれば、原型を彩色したデコマスが一番よい状態で、生産では簡略化されてしまうこともありますが、アクションフィギュアは可動も含めてプロダクトがもっともよい状態。商品サンプルの段階だからこそしっかりとした関節になるので、我々もこれで初めて思い切り動かせますよ。

――您覺得它對原型的還原度如何呢?

長汐:かなり再現してもらっているなと感じます。彩色も完璧ですね。最近のフィギュアのトレンドとして色彩も含めて派手さが求められていると思いますが、ベルセルクはそうじゃないですよね。色味がシンプルなこともあり再現度は高めだと思います。

――作為原型負責人,您覺得這款商品的亮點是什麽?

長汐:やっぱり顔。ガッツもグリフィスも完璧だと思いますよ。

――製作臉部造型是不是很困難?

長汐:そうですね。ただ、弊社は真骨彫シリーズを担当していることもあり、基本的に原型は骨から造形しています。方法論的には『ベルセルク』を描かれた三浦建太郎先生、続編を引き継いでいるスタジオ我画の皆さんが、キャラクターの描き方として意図するところとかなり近いと思っています。おかげさまで顔に関しては、監修を一発で通してもらえました。これはかなり自慢できることだと思っています(笑)。それと今回は「魂のデジタル彩色技術」がよかったですね。

――通常是在現實人物或真人電影等狀況下才會使用這個技術呢。

長汐:そうですね。今回はアニメ、コミック系としては珍しい試みでした。これがすごくハマってくれて。リアリティある作品では、どうしても目が小さくなってしまい、顔の再現が難しい。『ベルセルク』シリーズの立体化が決まった際、造形面としては顔を再現できるけど、彩色は難しいだろうなと思っていました。ただ、開発中、デジタル彩色の話が出て。デジタル彩色のよいところは海外工場に頼らず、国内で試作ができるんですよね。第1試作が出た段階で、「これはいける!」と感じましたね。

▲ 由長汐老師製作的格斯臉部原型。這個頭部原型被轉換成數位數據,並透過「Tamashii Digital Coloring Technology」創建了著色數據。藉此在大小約2cm的面部部件上,實施毫米級別的精密著色。

商品企劃擔當:デジタル彩色の担当の方が、めちゃくちゃ『ベルセルク』が大好きで。なので長汐さんのデコマス(彩色試作)を全力で再現すべく調整していただけました。

――在做造型時,有沒有刻意在意《烙印戰士》獨有的特色呢?

長汐:あまり他と変えているところはないのですが、とにかく原作に描かれているものをできるだけ忠実にフィギュアとして落とし込む。デザイン化していくことですね。ただ、制作時間はめちゃめちゃかかりました。

――有比以往的原型製作更費時嗎?

長汐:はい。これまでの原型師としてのキャリアの中で最も仕事量の多かったキャラクターですね。総合力をめちゃめちゃ要求される感じです。まずは正確な肉体表現、そして鎧の構造を理解して造形しなければならない。鎧は人体の造型とはまた違った技術、ファクターなんですよね。面もめちゃくちゃ多い。さらに義手、ボウガンや大砲のような機械的の構造面。それと布のマントをどう仕上げるなど、試されていることがすごく多い(笑)。

――您是怎麼製作斗篷的呢?

長汐:マントは人形アニメーションの人形と衣装を作っている「人形工房」の山本さんという方にお願いしてるんですよ。普通ならアパレル系の方に頼む仕事ですが、アパレルは工程として縫いますよね。でも人形アニメーションの場合は、縫い目が出ると、スケール感が合わなくなるため、できるだけ接着したり、動かすためにワイヤーを入れたりするんです。スケール感もフィギュアとすごく近い。今回の見せどころのひとつですね。

商品企劃擔當:マントはかなり複雑な抜き型になっているのですが、工場の担当さんがやはり『ベルセルク』好きな方で、我々の無理難題に全力で答えてくださいました。

長汐:「作品が好き」は重要ですね(笑)。マントの柄やうねりのプリントは、原作の中からサンプリングしてデザインに落とし込んでいるんですよ。そういう試みも、今まであまりなかったですね。

――這款商品比普通模型花費了更多的程序呢。

長汐:やっていって気付くのは、そのすべてが劇中のガッツと重なっていることです。『ベルセルク』は、”人間が一人で怪物を倒すためには一体何が必要なのか?”を克明に描いてますよね。そのために必要な武器が巨大剣で、道具、鎧、マントと、すべてに理由があってガッツが構成されている。それが造形していると伝わってくる。

――從某種意義上來說,造型製作就像是能再現角色生存方式的工作囉?

長汐:全くすごい話ですよね。それら全てが絵になっていて、すべての装備に理由があって、それを立体として再現しようとすると、めちゃめちゃ大変なことがわかる(笑)。“形”に表れているんですよ。それこそ傷だったり、シワだったり。そういうことをすべて三浦先生は絵で表現していたことが伝わってくる。

――您一邊製作,一邊體會了三浦老師的創作心路歷程呢!

長汐:はい。原型師の仕事において、作品に深く入り込んでいくことが出来た時は良い物ができるという感触があります。今回は特に気づきが多くて。なんか面白い、いや良い体験をさせてもらいました。

“真骨彫製法”と同レベルの造形工程

――這次的原型是如何製作的呢?

長汐:作り方は本当に真骨彫シリーズと変わらない感じで。同じように骨からクレイで造形しています。最初は手原型、アナログ造形ですね。骨からと言ってもキャラクターありきですが、『ベルセルク』は三浦先生が資料をすごくきっちりと作っていらっしゃる。それこそ裸体図まで残していただいているので。

因此,我們參考資料並繪入骨骼,再逆推出肌肉和肉體來製作造型。對可動Figure而言,左右對稱是非常重要的,因此會先用不銹鋼鏡照著製作半邊身體。這是模仿大前輩原型師竹谷隆之老師的作法。另用鏡面複製用黏土做的半身,使角色完整,再將刻畫好關節後的身形掃苗成數據。然後就是電腦操作了。把掃描獲得的數據鏡像翻轉,並將其合而為一,這樣整體的原型就完成了。

▲三浦先生的正面設定畫和長汐先生的格斯原型。原型只製作半身,並利用鏡面照出另一半身。製作過程重從骨骼、肌肉到肉體,再到盔甲的塑造。

――成為數據檔後,還會修正原型嗎?

長汐:細かいところをブラッシュアップしていきます。監修の結果を反映したり、シャープにしたりとか。もちろん企画担当さんとも話し合いながら「生産上、このパーツはちょっとこうした方が動くんじゃない?」などを繰り返しながら作っていく感じですね。

――在輸出數據時,會出現需要重新修正手工原型的狀況嗎?

長汐:けっこうありますね。関節を追加して出力したものは、隙間が狭かったりなどあるので、そのあたりの造型を直したり。例えばヒザが曲がったあとの造型を追加したり。そういう細かい追加が出来るか出来ないかで、完成度が違ってくると思っています。実際、最初の手原型ができたところで、作業的にはまだ全体の1/3くらいの進行度。ここから2/3は関節を入れて調整しての作業が続きます。

――關於鎧甲的造型和構造等方面,會很難製作嗎?

長汐:鎧は個人的にあまり作った経験がなかったこともあり、「難しいもんだなあ」と思っていました。ただ、先生がしっかりと設定を作り込まれていたこともあり、ある程度は「設定通りに作ったらわりと動いちゃった」みたいなところがありました。

――設定資料中的角色,作為3D實物來說其實沒有太多破綻囉?

長汐:少ないです。先生の部屋には本物の『狂戦士の鎧』があるんじゃないか、みたいな(笑)。

――剛才提到臉部的監修一次就通過了……那鎧甲的監修情況如何呢?

長汐:鎧に関してはいろいろとアドバイスをいただきました。しかも、直筆、すべて手描きの設定で指示をいただいたんですよ。最近、こういう監修はとてもめずらしいんです。通常は写真のプリントアウトの上から赤線や赤字のチェックですから。すごい楽しい監修でした。こんなに素晴らしい監修は、今まで本当にないくらい。我々が疑問だったところがキチンと回収されて世界を教えてくれる。それって三浦先生の考えていた構造や意図がすべてスタッフであるスタジオ我画さんに伝わっているってことで、それもまた素晴らしいことだと思います。

――在接受監修時,有什麽特別令人印象深刻的事情嗎?

長汐:膝のアーマーの部分ですね。3枚のアーマーが重なっているのですが、我々が原作で調べたところでは同じ大きさだと思っていて。ただ、実は2つが一緒で、一番上だけ違うと監修をいただいて。コミックでは、そうは見えないんですよ。でも拡大したら、確かにちょっと違った(笑)。感動しましたね。

――也有一些設定,是因為接受了監修才有機會知道的呢。

長汐:グリフィスの手綱の握り方についての監修もいただいて。コミックではわかりやすいシーンがなかったので、最初は現実の乗馬スタイルに合わせて作ったんです。でも監修では「こういう風に作ってください」と資料が届いて。作中のグリフィスの握り方は実際の乗馬技術としては間違っているけど、三浦先生はあえて訂正せずにそのまま描き続けているとの内容のコメントがあって。原作では描かれていないけど、そこには三浦先生の意向がしっかりあったんです。それって裏設定じゃないですか? なんか「こんな情報聞いていいのかな?」と思って。握り方の理由とか想像すると面白いですよね。

▲Studio我畫老師所提供的部分監修資料(左圖)。上面寫著格里弗斯在握韁繩時的詳細手部說明。

――從某種意義上來說,這是個對設定抽絲剝繭般的造型過程呢。

長汐:設定の意味を確認しながら再現していくと、より良くなってくる。やはりすべての形状に理由がある。それとグリフィスで監修がよく入ったのは、モチーフの鳥ですね。

――是「光之鷹」對吧?

長汐:本当、言われたらその通りなんですけど、すべての意匠に鳥のモチーフが加わっているんですよね。「鎧のこの部分を鳥の嘴っぽくしてください」みたいな。それこそ鳥の羽の構造まで勉強しないとダメだなと(笑)。そのあたりもなんだか趣味的にも合うというか。原型師として知っておいて困ることではないですからね。

▲Studio我畫老師提供的部分監修資料。記載了頭盔後部的彎曲程度和護膝形狀的詳細指示。

――這份工作還必須查找人體以外的骨骼才行呢。

長汐:いけないですね。そういうところの仕事量もすごくあって。まあ、結局好きだから性に合ってる。

――格裡弗斯也有隨附馬匹,對吧?

長汐:実は馬も骨から作ってるんですよ(笑)。

――畢竟是跟人體不一樣的構造,一定很困難吧?

長汐:実のところ内側の骨から作って覆う方は、情報さえ手に入れれば、誰でもできると思っています。普段は専門学校の講師もしているのですが、生徒にはルネッサンス期に先人が得た解剖学の知識がせっかく本として残っているのだから、「それを使わないのはすごく勿体無いことだよ」と話しています。なので、特に馬だからどうということはなく、「人間と一緒じゃん」みたいな感じで作ってますね。

商品企劃擔當:ただ普通の馬じゃなくて、転生後のグリフィス、神様の馬なので、顔周りや脚を細くしてもらいたいとの監修もあって。普通の馬と体型が違いますよね。

長汐:どことなく竜みたいなイメージなんですかね。

――肌肉的分布等造型也非常明確,並付有光澤和真實感呢。

長汐:骨から作っていると自然とそうなるんです(笑)。あまり彩色にコストをかけられなかったのですが、現状の色分けでそれっぽく見えるようになって良かったです。

S.H.Figuarts ベルセルクシリーズ

――作為原型負責人,您有推薦的觀賞角度嗎?

長汐:商品撮影も立ち会わせていただいて、水野プロの柴田さんに良い写真をたくさん撮っていただきましたが、ガッツの食いしばり顔の煽りアングルが気に入ってます。食いしばり具合と、目が上を向いている感じですね。かっこ良くはないけど必死な感じ、原作でも描かれているところ。表情筋とかを作りながらやっていくと、「あの顔になるな」って感じで。すごく再現できたと思います。

――格裡弗斯的推薦角度呢?

長汐:グリフィスは本当に、どこでも絵になる男ですよね。あえて斜め上から見るとちょっと頬がこけているように見えるんですが。そのアングルがすごく綺麗。やはり顔の話になっちゃいますよね、どうしても。

――您覺得什麼姿勢最好看呢?

長汐:そこはもう戦っているポーズですね。大剣を振り回して戦うシーンは、やはり『ベルセルク』ならではですし。パッケージなどの商品写真を見ながらでも、ぜひ再現してもらいたいですね。それこそ布のマントはすごく“使える”オプションになっています。

――有想要在今後的烙印戰士系列中製作的角色嗎?

長汐:ゾッド、楽しそうですよね。

――想做成像FiguartsZERO品牌的大尺寸不可動商品嗎?

長汐:でも動かしたいですよね。

商品企劃擔當:「絶対動かそう、動かしてください長汐さん!」って思ってます(笑)。

長汐:めちゃめちゃ希望はありますけど、そこはもちろんシビアな話もあって。それこそガッツ、グリフィスのユーザーさんの応援次第、やはり続けるためにはセールスも大切ですからね。

――這個系列發表時的反響很大呢。

長汐:SNSなどで顔をずいぶん褒めてもらえました。それこそ「決定版だ」と言ってくれた人もいて。「デジタル彩色技術」の顔、複雑な形状の布マント表現など、今の時代の最新技術だからこそできる『ベルセルク』アクションフィギュアだと思っています。それと今回は企画担当さんがすごく自由にやらせてくれて。任せていただきつつ、しっかりと我々がやりたいことを実現するために戦ってくれて。
匯聚的工作人員也都是熱愛《烙印戰士》的人,完成了讓人覺得是最棒的作品。我覺得這讓這份工作得以非常順利地完成。

――真的非常感謝兩位。


《烙印戰士》系列的第一彈商品「S.H.Figuarts GUTS (BERSERKER ARMOR)」將於9月30日(六)起在一般店鋪發售!
本文章中尚未公開的商品包裝設計,將預計於近日公開的商品樣品開封動畫中公開!

長汐 響

隸屬株式會社GB2的原型師(SCRATCH MODELIST)。
除了S.H.Figuarts Shinkocchou系列之外,還參與了S.H.Figuarts海賊王系列等多項商品的開發。


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