"SHINKOCCHOU SEIHOU MASKED RIDER BLACK" Entrevista conmemorativa <1> Masato Hayase, Pro Ishimori

Long Long Ago ――『仮面ライダーBLACK』当時のエピソード
--Entiendo que la versión manga de "Kamen Rider Black" fue lo que la llevó a unirse a Ishimori Productions, Sra. Hayase.
早瀬:『あの頃の僕はファンの一人で、石ノ森先生が久しぶりに少年誌で『仮面ライダー』を連載されると知り心が色めき立っていました。そして「週刊少年サンデー」を毎週楽しみにして読んでいたのですが、ある時に誌面の外側にある「柱」にアシスタント募集の告知が載っていたんです。当時はまだ大学生でしたが「これはチャンスだ!」と思い応募しました。しかし、それは『Black』終了後の企画を見据えての募集だったので、自分が入社したのは大学を卒業した後の平成元年だったんですよ。既にテレビでは次回作の『仮面ライダーBLACK RX』が始まっていました。
--Si sabes algo sobre "Kamen Rider Black", por favor, cuéntanoslo.
早瀬:一番最初の『仮面ライダー』は講談社の「週刊ぼくらマガジン」で連載が始まり、後に「週刊少年マガジン」へと移りました。ですから『仮面ライダーBlack』も最初は「週刊少年マガジン」での連載を予定していました。でも当時の「週刊少年マガジン」は路線の異なる漫画が多く、雑誌のカラーに合わないという事で「週刊少年サンデー」での連載になったそうです。自分は石ノ森先生と『Black』について深く話した事はありませんが、先生にとっては並々ならぬ意欲をもって始めた作品だったと思います。企画段階では『仮面ライダー0号』と呼ばれていた事から分かるように、『仮面ライダーBlack』は原典回帰を目指した作品だったんですよ。かつての『アマゾン』や『仮面ライダー(新)』のように。
—Respecto al título, ¿por qué la serie de televisión se tituló 'BLACK' mientras que el manga se tituló 'Black'?
早瀬:その「こだわりのなさ」が石ノ森先生の特徴でもあるんですよ。他にも『がんばれ!!ロボコン』も漫画版は「!!」マークのない『がんばれロボコン』ですし、『人造人間キカイダー』に登場するビジンダーの変身前も、テレビはマリでしたが漫画版はミエコでした。このようなネーミングになったのは、先生の中に「テレビと漫画は違って構わない」という気持ちがあったからだと思います。「漫画には漫画の、テレビにはテレビの良さがある。だから独立しても構わないんだ」という考えですね。ちなみに僕も昨年まで『幻魔大戦Rebirth』という作品を描いていたのですが、『Rebirth』のRだけを大文字にしたのは『Black』のオマージュなんです(笑)。
—Como fan, ¿cuáles fueron tus impresiones sobre la serie "MASKED RIDER BLACK" cuando se emitía?
早瀬:まず、あの真っ黒な出で立ちにビックリしました。それまでのライダーにはない生物的なリアルさが衝撃でしたね。関節から筋肉組織が露出した外見なんてグロテスクになりがちですが、それをヒーローのデザインに落とし込んでいるのが素晴らしい。これは先生ご自身から聞いた話ですが、あの筋肉組織は随分とこだわったそうです。あの筋肉表現って最初の撮影用スーツにはなく、体表もロボットのように艶があって、マスクのクラッシャー部分もシルバー一色で塗られただけでした。これを見た石ノ森先生から「もっと生物っぽくしたい」と要望が出て、関節部に筋肉組織が追加され、体表を艶消しにし、口の周りにもシャドー吹き塗装が追加されたんです。

—Me sorprendió el diseño que eliminó los guantes, las botas y la bufanda, que son símbolos icónicos de Kamen Rider.
早瀬:グローブやブーツは「ライダー」から導き出された意匠ですが、そのような常識は時代を経るに従い変わっていくものですからね。マフラーも当時は古いという感覚だったのでしょう。このスタイルは後の平成ライダーにも受け継がれました。でもマフラーは『仮面ライダーW』で復活しました。あれは「風のライダー」という設定だったので、風を表現するためのアイデアだったんです。
—Y no podemos olvidarnos de nuestro formidable rival SHADOW MOON.
早瀬:黒い主役ライダーに対するシルバーのシャドームーン、そのカラーリングの対比が素晴らしいですね。村上克司さんが得意とするメカニカルなラインとライダーが融合した素晴らしいデザインです。歩く度に足首のレッグトリガーが動くのも斬新でした。そのように新しい事にチャレンジしようとするスタッフの思いが、『仮面ライダーBLACK』という作品の質を高めていました。
—Y el hecho de que "MASKED RIDER BLACK RX" se produjera como la serie secuela es otro punto único de "BLACK", ¿no es así?
早瀬:同じ主人公で続編が作られる事はシリーズ初の試みでした。でも個人的にはライダーが武器を使ったり車に乗ることに最初は違和感を感じていたんですよ。今の自分の立場ではよろしくない発言だと思いますが(笑)。でも原作者の石ノ森先生がOKしたので納得したんです。そしてRXという前例があったからこそ、私が関わった「平成仮面ライダー」が武器を持ったり車に乗ることには抵抗なかったです。「石ノ森先生がやった事なので問題ない」と。言ってしまえばRXが免罪符になったわけです(笑)。
時を超え ――真骨彫製法で再びよみがえるBLACK
─ ─ Desde aquí me gustaría preguntarle por S.H.Figuarts. Qué opina del perfeccionamiento de las cifras en los últimos años?
早瀬:当時からBLACKはアクションフィギュア化に恵まれていたんですよ。南光太郎フィギュアにスーツを着せる「仮面ライダーBLACK Full Action」や、テレビ画面のフラッシュを受けると変身ポーズをとる「DX変身 仮面ライダーBLACK」など良い商品がありました。さすがに劇中とまったく同じポーズは再現できませんでしたが、そんな当時のファンの不満を技術の進歩が解消してくれました。最初のS.H.Figuartsの後によりリアルな商品が出て、さらに今回の真骨彫製法は決定版だと思いました。

*De izquierda a derecha en la imagen: la versión de 2009, la versión de 2013 y la versión "SHINKOCCHOU SEIHOU" cuyo lanzamiento está previsto para 2021.
─ ─ En los primeros tiempos de S.H.Figuarts, no había problema aunque las figuras estuvieran dispuestas a su manera siempre que coincidieran con los símbolos, pero a medida que la tecnología avanzó, los usuarios se volvieron más exigentes y exigieron que las figuras tuvieran el mismo equilibrio que las reales.
早瀬:最初のS.H.Figuarts担当者から聞いた話だと、テレビよりもヒロイックなプロポーションがコンセプトだったそうなんですよ。コンセプト自体が違うのだから新旧を並べて比較すること自体が間違っているんです。オモチャとしてはどちらも正解という訳ですからね。

─ ─ ¿Cuáles son sus impresiones sobre esta edición de S.H.Figuarts (SHINKOCCHOU SEIHOU) MASKED RIDER BLACK?
早瀬:光沢のある頭と肩に対して、艶のない梨地のような身体。そんな質感の違いまで再現している事に開発者のこだわりを感じました。そして左胸の「リンゴを呑み込もうとする蛇」のマーク。これまでは印刷で処理されていたのが、ちゃんと凹みまで再現しているのに感心しました。また赤と黄色のストライプの入り方もちゃんと再現されているし、首のディテールをここまで再現したアクションフィギュアは初めてだと思います。素晴らしいです。
─ ─ ¿Hay algún personaje que le gustaría que se comercializara en S.H.Figuarts?
早瀬:先日、発売された『仮面ライダーOOO/オーズ』のアンク(人間態)が、あまりにも良く出来ていて印象的だったんですよ。あの「魂のデジタル彩色」技術を使って死神博士を出してほしいですね。昔、食玩で固定ポーズのフィギュアが出ましたが、今ならそれ以上にリアルな死神博士が作れると思うんですよ。素顔系幹部は肖像権の都合で実現が難しそうですが、『V3』第27話のショッカー幹部勢揃いを再現したいですね。
平成、そして令和へ ――仮面ライダー時代を駆ける
Kamen Rider, que se originó en la era Showa, ha continuado a través de BLACK y en las series Heisei y Reiwa. ¿Cuál crees que es la razón por la que Kamen Rider ha perdurado tanto tiempo?
早瀬:かつて石ノ森先生はこう仰っていたんですよ。「仮面ライダーは時が来れば必ず復活するので、ブランクがあっても慌てることはない。だから君達は仮面ライダー以外の企画を考えなさい」と。そして実際に今もこうしてシリーズが続いています。それは仮面ライダーが時代に合わせて柔軟に変化したからだと思うんですよ。先ほどお話ししたようにトレードマークのマフラーを捨て、グローブやブーツの表現も廃止しましたが、そのように新しいものを生むためには過去のものを否定する事も大切なんですよ。あまり過去に囚われるとシリーズとして前に進めないし、新規のファンも呼び込めなかったと思います。そして平成ライダーの奇想天外なデザインに驚かれた方も多いと思いますが、石ノ森先生が考えられたライダーの未採用案にも突飛なデザインが多かったんですよ。とてもヒーローのデザインとは思えない顔だったり、胸のコンバーター・ラングがライダーの顔になっていたり、その振り幅の広さには私も驚かされました。だから平成シリーズにブッ飛んだデザインのライダーが出てきても、所詮は石ノ森先生の手のひらの上で踊っているに過ぎないんです。ですからライダーのデザインを担当される方は大変だと思いますよ。「いかにして石ノ森先生の手のひらから逸脱するか」という戦いですから(笑)。
—El concepto de cíborgs también se eliminó en 'Kuuga', ¿no?
早瀬:それは医療技術が発展して人工臓器移植などが当たり前の時代になったからです。しかし、そのような人工臓器はあくまでも代替品であり、ライダーのようなスーパーパワーを得るわけでなく、それどころか苦しんでいる方もいらっしゃいます。それで改造人間という設定はオミットせざるを得なくなりました。最初はライダーらしさを失うのではないかという懸念はありましたが、差別を助長する恐れがあるヒーロー番組を作るわけにはいきませんからね。また一つの作品に複数のライダーが登場するようになったのは、正義は決して一つではなく、立場や人によって様々という時代の縮図みたいなところもあると思います。
--Finalmente, ¿tienes algún mensaje para tus fans?
早瀬:このS.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダーBLACK、筋肉組織部分の可動には苦労されたとお聞きました。その甲斐あってか、これまでの可動フィギュアは可動部が目立ってしまうのですが、このBLACKは固定フィギュアにしか見えない仕上がりになっています。おそらく並々ならぬ努力があったのだと思います。僕も商品が完成するのが楽しみです(笑)。
¿Cómo jugarás con el producto una vez que llegue?
早瀬:もちろん会社に飾らせていただきますが、絵を描く時のデッサン人形としても活用できそうですね。だから何時でも手に取れる場所に置こうと思います。それもあって、このようなアクションフィギュアを手にした時、どこまで動くのか必ず確認するんですよ(笑)。もちろん限界はあるので、自分が描きたいポーズまで達しない時は想像力で補っています。でも、ここまで可動範囲が広ければ想像力を働かせなくても済みそうですね。後は、これに対応したバトルホッパーもぜひ出してほしいです。


早瀬マサト(はやせ・まさと)
Nacido en Nagoya, prefectura de Aichi, en 1965. En 1989, se unió a Ishimori Productions como asistente de Shotaro Ishinomori y participó en numerosas obras de Ishinomori como supervisor. También es mangaka y novelista. Se incorporó a la serie Kamen Rider desde Kuuga como miembro del equipo de investigación, y a partir de la siguiente obra, Agito, se encargó del diseño y la supervisión de personajes. Entre sus obras más representativas como mangaka se encuentran Cyborg 009: Trump Tower Arc, Sea Jetter Kaito, Genma Taisen Rebirth y 8 Man vs. Cyborg 009.
Colaboración en entrevista: Departamento editorial de World Photo Press "Figure King" / Cooperación en fotografía: Fumiya Kato


Héroe que juega activo en la pantalla. Una acción poderosa, que reproduce la dinámica del alma en aproximadamente 14 cm, es la nueva técnica de conformación de SHFiguarts "proceso de tallado verdadero". El "verdadero método de grabado óseo" es un nuevo método de fabricación que persigue la compatibilidad de la "presencia" inherente del héroe con el "movimiento natural" como figura, en lugar de ser superficial y modelarse a partir del esqueleto.
- ©石森プロ・東映
