非公認戦隊アキバレンジャー/葉加瀬博世役 声優・女優 内田真礼 スペシャルインタビュー

――実写作品への出演は、『アキバレンジャー』が初めてだったそうですね?
声優デビューしてから2年以上経つんですけど、やっぱり声優のお仕事とは勝手が違いましたね。普段から自分の声に集中して喋る癖が付いていたので、最初は身体が口と一緒に動いてくれなくて、苦労しました。最終的には、声のお芝居のときに身体が動くようになったりもしましたし(笑)
だから最初は「初めてだし、みんなについて行かなきゃ」と思っていたんですけど……『アキバレンジャー』の現場は若い方が多くて、美月役の(日南)響子ちゃんやゆめりあ役の(荻野)可鈴ちゃんは10代ですし、こずこず役の愛川こずえちゃんも年下だったりするので、「年上だし、あんまりオドオドしてても良くないな」と思って、その辺りは気を遣いつつ。みんなには「大人っぽい」と思われていたらしくて、「良かった!」と思いました(笑)。

――葉加瀬博世は実年齢より5~6歳上の役でしたが、苦労した部分は?
声のトーンを意識して落としたり、口調も大人らしさを心掛けました。その甲斐あって、現場でも22歳だとは思われてませんでしたね(笑)。
――自分で「博世と似ている」と感じる部分はありますか?
博世は基本的には大人なんだけど、お茶目な部分も出せる人で、そこは意外と自分に近かったりもして。……というか、最初はかなり作ってましたけど、演じながら自分に寄せて行ってました(笑)。少しずつ自分らしく演じられるようになったから、ドンドン楽しくなって行ったんだと思いますね。

――『アキバレンジャー』で一番楽しかった思い出は?
やっぱり……みんなと一緒にいたことかな(笑)。
声優のお仕事はどちらかと言えば一人でストイックに役に入り込んで、収録でそれをぶつけ合うような印象があって、スタッフさんと話す機会もそんなにないんですけど……『アキバレンジャー』のときはスタッフ・キャストを問わずみんなで一丸となってやっていることが多くて。「みんなで作ってる」感が強いし、現場にいること自体が本当に楽しかったんですよね。あの一体感は、ヤバいです(笑)。
――では、実写作品に対する興味は以前より強くなった?
私の場合は声優になりたくて養成所に入って、ずっと「声優をやっていく」ということだけ考えていたので……そもそも「顔を出してお芝居する」という考えが頭の中になかったんですね。だから『アキバレンジャー』のおかげで「こういう道もあるのか」と思いましたし、選択肢が広がって……色々やりたいことが増えて、ちょっと欲張りになった気がします。7月には舞台にも挑戦させて頂いたんですけど、それも『アキバレンジャー』の経験があったから「やってみたい」と思えるようになったんだと思いますし。だから『アキバレンジャー』には、本当に感謝してるんです。やらせて頂けて、ありがたいなって。
友だちや周囲にも『アキバレンジャー』好きな人がホントに多くて……嬉しいですよね。初対面の大先輩から「葉加瀬博世の方ですよね? 観てました!」とか言われて、逆に動揺したりもするんですけど(笑)。


――じゃあ今後もお仕事があれば、
やりたいですね。あればですけど、当然第2期もやりたいです(笑)!
――市川葵の役作りに関しては?
アオイは……もう一人サトミというキャラクターがいて、彼女がホントに可愛らしい妹キャラなので、最初の頃は「ちょっとクールな面を出して行きたい」という指示でしたね。「部活の先輩」みたいなイメージで。
でもアオイの細かい設定は見せてもらえないままで、色々と考えたり悩んだりしながら演じていて……結局設定を見せてもらえたのは、収録が全部終わった後でしたね。「何で隠してたの!? 早く見せてよ!」っていう(笑)。
――それではここで、「DX MMZ-01 モエモエズキューーン」を見ていただきたいと思います。
これ、スゴいですよ! もうそのまんま過ぎて、ビックリしました。玩具になったら違う部分もあるのかと思ってたんですけど、ホントにそのままですね。現場で使ってた撮影用のものは変形しないので、むしろこっちの方がより本物ですよ(笑)。それに、戦隊モノの玩具から自分の声が再生されるなんて……感激しました。憧れの「変身アイテム」ですし、「女性の声で変身」というのもそうそうないですからね。

――演じたキャラクターがフィギュア化されたのは、『アキバレンジャー』が初?
そうですね。(「デフォルマイスタープチ」の博世フィギュアを手に取りながら)これも小さいのに、すごく良く出来てるんですよね。自分の博士メイクの写真と比べて見たんですけど、確かにこんな感じだなと。可愛いし、似てますよね(笑)?
家では、『アキバレンジャー』グッズはトイレに並べてるんです。元々フィギュアとかを買う方ではないので家に飾ったのは初めてなんですけど、S.H.Figuarts(エス・エイチ・フィギュアーツ)は3体並べて飾ってます。あれって、意外とスタンドがなくても立つんですね。
――何でトイレ(笑)?
元々作り付けの棚が付いていたので、「何か飾りたいな」と前から思っていたんです。それでS.H.Figuartsのアキバレッドを飾ったら、そこからドンドン増えていって。だから家のトイレは、かなりカラフルです(笑)。
キーチェーン付きのガシャポンフィギュアも一緒に飾ってるんですけど、あれって博世は出てないんですよね……。
――「博世も出せ!」ってことですね?
博世もあったら良かったなぁ(笑)。

――他に出して欲しい商品はありますか?
あ、アオイちゃんのコスプレ衣装は発売されてるんですよね? それは着てみたい。ホントに個人的に……写メでも撮らせてもらえれば、それで十分なんですけどね。
――本編では美月が着ていましたが、やはり自分のキャラは自分が着たかった(笑)?

あのときはまだ「謎の美人声優・十夜月朱里」とか言われていて、十夜月朱里の正体が博世という設定は明かされていなかったんですよ。だから美月のコスプレ姿を見ながら「ちょっと寂しいな」と思ってたので、一度は着てみたいですね。博世だったらノリノリで着ると思うし(笑)。
あとは、博世のフィギュアーツが出たら嬉しいんですけど……見た目は割と普通の人ですから、ちょっと地味かも。だから……もしも第2期があるんだったら絶対変身したいし、そうなったら変身後のスーツ姿で出して欲しい(笑)。
――ちなみにスーツは、何色が希望ですか?
問題はそこですよね!! ホワイト? それとも、逆にブラックとか……。女子でブラックって、渋いですよね(笑)。でもやっぱり博世は、イメージ的には白かな。
――それでは最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
このモエモエズキューーンは、撮影現場で本物を手にしていた私から見てもすごい出来だと思います! なので、皆さんぜひ手に取って頂いて、実際に変身して……ホントに変身できますからね、妄想の中では(笑)。だから、みんなで秋葉原に持って行って「重妄想!」すると楽しいかも(笑)。
だからまずはモエモエズキューーンですけど(笑)、他の『アキバレンジャー』グッズも揃えて欲しいですね。これからアレも出ますしね、大きいのが……。

――(試作品の「S.H.Figuarts イタッシャーロボ」(11月発売予定)を取り出しながら)実は用意してたんです(笑)。
わーーーめっちゃ綺麗! フィギュアーツが乗れるんですよね!? ……思ってた以上にスゴい(笑)! 車にも変形もするんですよね?
――差し替えなしで変形します。
……スゴい!!
――これ、トイレには飾れないですよね?
モエモエズキューーンならまだ何とかなると思うんですけど、さすがにこのサイズは……(笑)。



内田真礼(うちだ まあや)
1989年12月27日生まれ
東京都出身 アイムエンタープライズ所属
2010年にアニメ『ぼく、オタリーマン。』で声優デビューを果たし、ゲーム『ぎゃる☆がん』桜咲薫子役などで頭角を現す。2012年にはアニメ『ゴクジョッ。~極楽院女子高寮物語~』七里愛役、『Holy Knight』岸本リリス役、『さんかれあ』散華礼弥役、『中二病でも恋がしたい!』小鳥遊六花役などで活躍。『アキバレンジャー』では葉加瀬博世役の他に、作品内アニメ『にじよめ学園ズキューーン葵』のヒロイン・アオイの声、そして変身アイテム「MMZ-01 モエモエズキューーン」の各種ボイスやナレーションを担当している。




