魂ブログ ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E. で刻の涙を見る――『Ζガンダム』シリーズ一挙紹介!
2024-10-18 16:00 更新
続々ラインナップ展開中のROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.『機動戦士Ζガンダム』シリーズ。
『機動戦士ガンダム』のver. A.N.I.M.E.シリーズで培われた「アニメ設定画を思わせる立ち姿」や「劇中シーンを再現できる可動性」はそのままに、『機動戦士Ζガンダム』の時代のMSデザインの特徴を採り入れることでver. A.N.I.M.E.も<第2世代MS>として進化を遂げている。
最新アイテム「ROBOT魂 <SIDE MS> RX-178 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)」の10月19日(土)発売を控え、これまでに発売されたラインナップと共に撮り下ろしも交えそのクオリティを徹底紹介していこう。
■設定画や劇中作画で描かれたフォルムとディテールを追求
シリーズ第1弾「ROBOT魂 <SIDE MS> RX-178 ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)」の商品化が発表された時点で話題となったのが、そのフォルム、プロポーションの再現度の高さだった。
頭部のサイズ感や脚部~足首のボリュームなど、昨今の立体物よりも「当時の設定画/作画のイメージ」を尊重したバランス取りとしつつ、ver. A.N.I.M.E.シリーズとしての統一感もおさえた絶妙なプロポーションで以降の各機体も立体化。各パーツのシルエット、サイズバランス、そして細やかに調節できる可動性能が組み合わさった結果、立ちポーズを取らせた際に設定画がそのまま立体となったようなver. A.N.I.M.E.の商品ビジュアルが生まれている。
細部に目を向けても、頭部やフロントアーマーなどに見られる、この時代のMSの設定画で印象的な「△」型の凹ディテール等も、小スケールながら極力再現しているのが嬉しいポイントだ。
手甲パーツが親指の付け根までカバーしているデザインも『機動戦士Ζガンダム』前半~中盤登場MSで共通する特徴。過去にはこの再現をオミットしてその後の時代のMSと同じような手首デザインにアレンジする立体商品も多かったが、ver. A.N.I.M.E.ではもちろんこだわって再現している。
その他にも、挙げていきたいポイントは尽きない。
商品化発表時、つり目で攻撃的な顔つきの再現が話題となった「ガンダムMk-II」の頭部造形。リアアーマーに密着せず、浮いた位置で固定されている「リック・ディアス」の後部バーニアブロック。MS-06とは異なる板状のモノアイガードが特徴的な「ハイザック」の頭部ディテール……。
『機動戦士Ζガンダム』のメカファンが唸る、細部までの造形の作り込みが髄所に行き届いた立体となっている。是非手に取って、嘗め回すように堪能していただきたい。
■各MSの特徴的なギミックを再現
これまでに発売された「ガンダムMk-II」「リック・ディアス」「ハイザック」の3機種は、それぞれ個性の異なるプロポーションのMSとなっているため、造形や関節構造もそれぞれ新規に設計されている。関節可動や各種ギミックもMSごとの工夫がこらされており、「劇中のポーズを再現するための可動」が計算されて組み込まれているver. A.N.I.M.E.シリーズの真骨頂がここにあると言える。
既に発売中ということもあり、ここでは筆者(Ζガンダム直撃世代)が手に取って特に感動したポイントを紹介していきたい。
【RX-178 ガンダムMk-II】
肩関節のジョイント方法について、多くの立体物では肩基部に露出する関節ブロックを「ダミーパーツ」として処理していたのに対し、ver. A.N.I.M.E.では設定画通り関節の機構部分として生かし、人体の様な柔軟な可動を実現している。
【RMS-099 リック・ディアス】
頭部のバルカン・ファランクスの展開ギミックをこのサイズ感で再現。引き出し式の開閉機構により、設定通りにカバーを大きく跳ね上げることが可能。
【RMS-106 ハイザック】
一年戦争後、連邦とジオンのMS開発技術が融合して様々な新機軸の機体が誕生した『Ζ』時代のMS。その過渡期を象徴するような存在である連邦製のザク「ハイザック」は、角ばった胴体や腕部の上を、ジオンMSを思わせるパイプが走るデザインが印象的だ。可動モデルにおいてはパイプは可動を妨げる存在となってしまうが、ver. A.N.I.M.E.では、パイプの引き出し/収納機構や取り付け位置・可動部の軸位置などの工夫により他機体と遜色ない可動性を持たせることに成功している。
ver. A.N.I.M.E.シリーズでは『Ζガンダム』以外のラインでも複数のアイテムで導入されている、腕部の「肘関節部分の前後スイング」。設定画の立ちポーズや、武器を持たせた際のポージングで大いに役立つギミックだ。
以上、ご紹介してきた ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.『機動戦士Ζガンダム』シリーズは、
「RX-178 ガンダムMk-II(ティターンズ仕様)」
「RMS-099 リック・ディアス(クワトロ・バジーナ カラー)」
「RMS-099 リック・ディアス」
「RMS-106 ハイザック」
以上4アイテムが一般店頭にて発売中。さらに10月19日(土)には「「RX-178 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)」が店頭発売となる。
以降も「RMS-179 ジムII(地球連邦軍仕様)」が12月店頭発売となる他、魂ウェブ商店では『MSV(モビルスーツ・バリエーション)』の機体が『機動戦士Ζガンダム』に登場した際のカラーリングや装備でラインナップ展開されている(2024年10月時点では受注終了)。
さらなる新ラインナップも、近日公開予定!
“Ζ(ゼータ)世代”のガンダムファンも納得の仕様で続々展開される、ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.『機動戦士Ζガンダム』シリーズに今後も目が離せない……!!
――君は、刻(とき)の涙を見る。
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