魂の骨格 動物たちにキャラクターの魂を宿す 造形作家・朝隈俊男インタビュー
2014-08-11 10:30 更新
動物たちが、『ワンピース』のキャラクターの姿になった!?
表情や仕草はコミカルながらも、その造形・質感はリアル……
そんな、誰も想像しなかったフィギュアシリーズが
「フィギュアーツZERO Artist Special」です。
『ワンピース』原作者・尾田栄一郎氏と、擬人化動物フィギュアで
有名な造形作家・朝隈俊男氏とのコラボレーションで生まれた
「Artist Special」は、約20~30cmの大型モデルでの
シリーズ展開に続き、現在はコンパクトで集めやすい
約10~15cmサイズの新シリーズが続々とラインナップ中。
そこで、これら新旧ラインナップを朝隈氏に振り返っていただきながら、動物造形へのこだわり、ワンピースキャラクターへのこだわりについて語っていただきました。
表情や仕草はコミカルながらも、その造形・質感はリアル……
そんな、誰も想像しなかったフィギュアシリーズが
「フィギュアーツZERO Artist Special」です。
『ワンピース』原作者・尾田栄一郎氏と、擬人化動物フィギュアで
有名な造形作家・朝隈俊男氏とのコラボレーションで生まれた
「Artist Special」は、約20~30cmの大型モデルでの
シリーズ展開に続き、現在はコンパクトで集めやすい
約10~15cmサイズの新シリーズが続々とラインナップ中。
そこで、これら新旧ラインナップを朝隈氏に振り返っていただきながら、動物造形へのこだわり、ワンピースキャラクターへのこだわりについて語っていただきました。
――各キャラクターの動物化の構想はどのようにされていますか?
特に印象的なものや、尾田先生とのエピソードなどあれば、いくつか例を含めて教えてください。
特に印象的なものや、尾田先生とのエピソードなどあれば、いくつか例を含めて教えてください。
もともとワンピースファンだったので、一味を動物化してみたいな、と勝手に思っていてある程度動物も決めていました。
尾田さんからコラボレーションのお誘いをいただいた時は、想像していたことが叶ってそれはもう嬉しかったです。
最初の一味の制作にあたっては尾田さんとの打ち合わせを設けていただき、私が考えていた動物をお伝えしてから相談して決めていきました。
悩んでいたウソップ(カメレオン)は、尾田さんの提案で見事に決まりました。
ロビンはクロヒョウで考えていたのですが鳥のイメージ、とのことでハヤブサに。
これも作ってみたら”なるほど”と納得でしたし、のちのエースにクロヒョウをあてることもできたので良かったと思います。
フランキーは、初めゴリラと決めたのですが制作するうちにサイが良い!と思って尾田さんに連絡したところ「武装といえばサイですね」と即答でした。
一味以降のキャラクターについては任せてもらっています。
ワンピースのキャラクターはなぜか動物のイメージが浮かびやすくて、どの動物にするかで悩んだことは今のところ無いですね。
ほぼ、最初に浮かんだ動物で制作しています。
尾田さんからコラボレーションのお誘いをいただいた時は、想像していたことが叶ってそれはもう嬉しかったです。
最初の一味の制作にあたっては尾田さんとの打ち合わせを設けていただき、私が考えていた動物をお伝えしてから相談して決めていきました。
悩んでいたウソップ(カメレオン)は、尾田さんの提案で見事に決まりました。
ロビンはクロヒョウで考えていたのですが鳥のイメージ、とのことでハヤブサに。
これも作ってみたら”なるほど”と納得でしたし、のちのエースにクロヒョウをあてることもできたので良かったと思います。
フランキーは、初めゴリラと決めたのですが制作するうちにサイが良い!と思って尾田さんに連絡したところ「武装といえばサイですね」と即答でした。
ワンピースのキャラクターはなぜか動物のイメージが浮かびやすくて、どの動物にするかで悩んだことは今のところ無いですね。
ほぼ、最初に浮かんだ動物で制作しています。
――いままで動物化した中で、思い入れのあるキャラクター(お気に入りのキャラクター)を教えてください。
ブルックは一番時間もかかっていて 苦労した分、気に入っています。
白ひげとエースは追悼の意味も込めて、かなり気持ちが入りました。
白ひげとエースは追悼の意味も込めて、かなり気持ちが入りました。
――7月発売のモンキー・D・ルフィ as サル以降、新サイズが採用されていますが、いかがでしょうか?
集めて並べるのに良い大きさだと思います。 制作の手間自体は変わりませんが、キャラクター間のスケールが再現しやすいのが良いですね。 白ひげは大きくなり過ぎて大変だったもので。(笑) 今回のルフィを制作後、この白ひげと並べると結構スケールが合って面白かったです。 |
――ドンキホーテ・ドフラミンゴ as フラミンゴやシャンクス as ライオンのこだわりポイントを教えてください。
とにかく悪そうに! |
風格のある立ち姿になるよう心がけました。 |
――ワンピースのキャラクターを動物化する上で、 朝隈さんオリジナルの作品よりも造形に関して特別に意識していることはありますか?
普段はのんきな動物を作ることが多く、尾田さんからも「ちゃぶ台でお茶をすするルフィ猿みたいなものも良いですね」と言われたこともあるのですが、このシリーズではかっこよさを目指しています。
特に意識するのは表情で、眉頭と眼でだいぶキャラクターに似てきます。
特に意識するのは表情で、眉頭と眼でだいぶキャラクターに似てきます。
――今後動物化してみたいキャラクターはありますか?
沢山いるのですが・・・
強いて挙げればバギーです。
すぐにでも作りたいのですが、七武海入りを果たし 更にどハデになっての再登場を楽しみにしています。
七武海は全員揃えたいですね!
強いて挙げればバギーです。
すぐにでも作りたいのですが、七武海入りを果たし 更にどハデになっての再登場を楽しみにしています。
七武海は全員揃えたいですね!
――最後に、ユーザーの皆様へのメッセージをお願いします。
このシリーズのコンセプトは 以前扉絵でも描いていただいたように、動物達がキャラクターの衣装を拝借してワンピースごっこをしている、というものです。
なので戦うことはないので 武器は木などで表現しています。
動物が一生懸命コスプレしてなりきっている様を楽しんでいただければ、と思っています。
なので戦うことはないので 武器は木などで表現しています。
動物が一生懸命コスプレしてなりきっている様を楽しんでいただければ、と思っています。
朝隈俊男(あさくま としお) 1967年鹿児島県出身。動物造形作家として有名なアーティスト。 その動物を絶妙に擬人化したフィギュアには国内外に多数のファンがいる。 |
フィギュアーツZERO Artist Special ドンキホーテ・ドフラミンゴ as フラミンゴ 価格:5,184円(税8%込) 発売日:2014年11月 |
フィギュアーツZERO Artist Special モンキー・D・ルフィ as サル 発売日:2014年7月 |
フィギュアーツZERO Artist Special シャンクス as ライオン 発売日:2014年11月 |
フィギュアーツZERO Artist Special トラファルガー・ロー as ユキヒョウ 発売日:2014年7月 |
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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