〈〈 S.I.C. PHOTOS 〉〉
生物的なディテールが全身にデザインされた大山竜の仮面ライダークウガ。「未確認生命体4号」と人間たちから畏怖されていた“ヒーローとの二面性”が見事に表現されている。
強さと禍々しさのあいまいな境界を感じさせる「口を開けた表情」や、生々しくも隆起した筋肉のようなアーマー表現など、随所に感じられる大山竜のイマジネーションをじっくり感じてほしい。
強さと禍々しさのあいまいな境界を感じさせる「口を開けた表情」や、生々しくも隆起した筋肉のようなアーマー表現など、随所に感じられる大山竜のイマジネーションをじっくり感じてほしい。
2019.4.2 UPDATE
〈〈 PRODUCTION PROCESS 〉〉
生物感とリアルさを突き詰めた、新機軸のクウガ
S.I.C. 仮面ライダークウガ マイティフォーム
平成仮面ライダー第1号にして、過去に2度S.I.C.化されている人気キャラクター。今回は大山氏による超絶造形で新たな高みへと到達。怪人ゴ・バダー・バの姿を模した専用ディスプレイスタンドも付属する。造形士:大山竜。12,000円+税/2020年1月発売予定
クリーチャー的表現を得意とする大山氏の持ち味が発揮されたド迫力のディテールが最大の見どころ。大山氏による原型は1/6スケールで製作され、その後デジタル縮小することでより高密度な造形が可能となった。
頭部
ツノ部は様々なクワガタのツノを参考にしつつ造形。口部分は3パターンに換装可能で、口腔内を再現したものも用意されている。
バストパーツ
胸部アーマーは燃え盛る炎の揺らぎをイメージした躍動感あふれる造形に。上下に彫られたリント文字も緻密に再現されている。
ベルト
生物的な表現を突き詰めたボディに対して、ベルトは異物感を強調すべく無機質なアプローチを徹底。中央のアマダムはクリア素材で再現されている。
背面
整然と並ぶアーマーパーツの中央に背骨を造形。鋭く突き出た椎弓も非常にリアルに造形されており、「異形の生物」感を強調している。
ゴ・バダー・バ台座
第32、33話で戦った敵キャラクターをモチーフにした専用台座。マントは単なる布ではなくバッタの足や羽根の意匠を盛り込んだ有機的な造型となった。
〈〈 MESSAGE MOVIE 〉〉
造形士による、コロセウムへの意気込みや、アレンジのコンセプト紹介動画が到着!
制作中の試作品の造形もご覧いただけます。
制作中の試作品の造形もご覧いただけます。
〈〈 CONCEPT MESSAGE 〉〉
炎を意識した外装と昆虫のような体表造形!
S.I.C.20周年おめでとうございます! この憧れのシリーズに参加させていただき、とても嬉しく思います。
僕が制作する仮面ライダークウガは全ライダーの中でも一際シンプルなデザインで、アレンジする事でこの絶妙なデザインのバランスが狂うのではないか?
という思いも強くありましたが今回はかなり大胆にアレンジしてみました。
竹谷さん・安藤さんも制作されたS.I.C.クウガもそれぞれ全く違うアプローチであるにも関わらず、どちらも「仮面ライダークウガ」そのものなのです。
それはお二人のデザインが素晴らしいのと、クウガの持つ元のデザインの強さがあるからだと思います。
今の自分にどれだけの物が作れるのか不安も多いですが精一杯造形してみます!
僕が制作する仮面ライダークウガは全ライダーの中でも一際シンプルなデザインで、アレンジする事でこの絶妙なデザインのバランスが狂うのではないか?
という思いも強くありましたが今回はかなり大胆にアレンジしてみました。
竹谷さん・安藤さんも制作されたS.I.C.クウガもそれぞれ全く違うアプローチであるにも関わらず、どちらも「仮面ライダークウガ」そのものなのです。
それはお二人のデザインが素晴らしいのと、クウガの持つ元のデザインの強さがあるからだと思います。
今の自分にどれだけの物が作れるのか不安も多いですが精一杯造形してみます!
【造形士コメント】
「デザイン画に関してもかなり自由にやらせてもらえましたし、こちらからブレーキをかけるのもおかしいので、やり過ぎですねと言われたら直そうと思っていたら、結局何も言われなかったので『やり過ぎちゃったかな?』という気もしています(笑)」大山