2021/05/31
魂ウェブ「figu@HOME」をご覧の皆様こんにちは。
私は主に直近にテレビで放送している（した）仮面ライダー作品のS.H.Figuartsを担当しております。
担当というとどんな仕事をしているイメージをお持ちですか？
簡単にいうと、どのキャラをS.H.Figuartsとして商品化するか、そして、どういった仕様の商品にするか、を決める仕事です。
例えば本日続報が公開された「S.H.Figuarts 仮面ライダーカリバー ジャオウドラゴン」の場合、まずは”紫色の敵ライダー、さらにパワーアップしてマント付きでカッコいい”という作品内のポジションを聞き、デザイン画を確認し、番組登場のちょっと前に実際のスーツ写真を見て、大まかに”こんなキャラだからこんな可動がいるな”というように商品の内容をイメージします。
いざ作品に登場してみたら、自分たちが思っていたよりもマントがバサバサしていたり、変身者が複数になっていたりと、思いもよらないことがあるのが、担当として大変なところでもあり、醍醐味でもあります。
とはいえ、今回の「ジャオウドラゴン」は今までのS.H.Figuartsシリーズのマント構造を見ながら先に可動を検討することができていたので”剣士としてのアクション”を楽しめるS.H.Figuartsにできたのではないか、と思っております。お手に取っていただける日までまだまだ工場とのやり取りなどありますが、邪道……ではなく正道をきわめてよりよくしていければと思います。
