S.H.Figuartsでついに『宇宙戦艦ヤマト』シリーズが始動! 第1弾はもちろん永遠のヒロイン森雪!

1974年よりTV放映された宇宙戦艦ヤマトといえば、現在のアニメの隆盛のきっかけを作った作品のひとつ。
『ヤマト』以後、社会現象と言われるほどのブームを起こしたアニメはいくつか生まれましたが、『ヤマト』の場合はいわゆるアニメファンという存在だったり、アニメ雑誌をはじめとする媒体だったり、その後のアニメの状況そのものを生み出すことにつながった、アニメブームの原点的作品なのです。

宇宙を舞台にロマンあふれる物語が展開された『宇宙戦艦ヤマト』。その魅力と言えばメカ&戦闘描写が大きなポイントのひとつですが、美少女キャラクターの存在も負けず劣らず人気でした。もっとも、全編にわたって登場する女性キャラ=メインヒロインは森雪ただ一人! ワープシーンでの描写や、アナライザーとの掛け合いなどなど……森雪の魅力は当時の多くの青少年の心を鷲づかみにし、永遠のヒロインとして深く刻み込まれたのです。

ですが、当時はプラモデルはまだしも、美少女フィギュアというジャンルは存在していない時代。立体で彼女を手にするということはできなかったのですが……。

時はめぐり、現在。
美少女キャラを立体にして、なおかつハイクオリティな完成品可動フィギュアとして気軽に手にできる今という時代に、あの森雪がS.H.Figuartsとして登場するというのはひとつのエポックと言える事態なのです。

もちろん、今回フィギュア化されるのは『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の最新スタイル&デザイン。さっそく、その情報をチェックしましょう!!04

もちろんおなじみの黄色い艦内服での登場。ピッタリと身体にフィットして身体のラインが露わになっているというスタイルですが、SF映像作品でのコスチュームとしてはある種伝統的なデザインなのです。

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こういうピッタリしたシルエットの服を可動フィギュアにするとやはり問題になるのはその関節部分。関節があまりに目立つと興ざめしてしまいますが、この艦内服に入っているディテールラインを活用してパーツの切り分け部分をつなげるなど、シルエットが美しくなるように構造を工夫しています。

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特に背面での背中からお尻にかけてのラインは股関節の位置も調整して、柔らかく丸みを帯びたキレイな仕上がりになっています。やはりここはこの艦内服の重要ポイント!

だからこそ、様々なポーズもキッチリ決まります!02

凛々しいアクションポーズだったり、

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S字ラインが美しい穏やかなポーズだったり。

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付属するタブレット端末97式銃というオプションパーツがポーズ付けの効果的な小道具にもなっています。

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ちなみに、ホルスターは銃あり銃なしの2種付属しているのでちゃんと使い分けも可能。

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表情は3種類。笑みを浮かべた通常顔、戦闘時などに見せる厳しい表情、そして祈るように目を閉じた顔。このマツゲが美しい目閉じ顔は『ヤマト』だからこその顔と言えるかも。

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こういった様々なパーツを組み合わせてポーズを付けることで、このような1枚の絵のような叙情的な構図にも。SFはやっぱり絵だねぇという名言がありますが、それを体現したような雰囲気です。

時代は移り変わり、自立した女性としての側面がより深く描かれた森雪を、今の時代だからこそできる完成度で可動フィギュア化したこのS.H.Figuarts。そして現在の『宇宙戦艦ヤマト』シリーズは森雪だけではなく様々な側面を持った魅力的な女性キャラが他にも加わっていますし、もちろん男性キャラも魅力的に描かれていました。今後のシリーズとしての展開にも乞うご期待!

 

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©西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会