魂ブログ この4段変形の実現、まさに超時空世紀級! 7月15日店頭発売予定「HI-METAL R オーガス」製品サンプル紹介
2023-07-12 16:00 更新
『超時空要塞マクロス』に続く「超時空シリーズ」第二弾にして放映40周年!
アニメ『超時空世紀オーガス』より、主役機「オーガス」がHI-METAL Rシリーズに新登場。7月15日(土)店頭発売を迎える。天神英貴氏による描き下ろしパッケージから、宮武一貴氏による監修を受けた驚異の4段変形再現まで、製品サンプル×撮り下ろしで紹介していこう!
※画像は製品サンプルを撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。
※画像はタップ(クリック)で拡大表示されます。
HI-METAL R オーガス パッケージ
パッケージには、『超時空要塞マクロス』シリーズほか、SFメカニック界で名高いイラストレーター・天神英貴氏による描き下ろしイラストを使用。『オーガス』ファンを公言する天神氏が手掛けた渾身の一枚だ。ウインドウ仕様のもう片面は、放映当時に発売された完成品トイをオマージュしたデザインとなっている。
内容物はオーガス本体(オーガロイド形態で梱包)、交換用手首左右各3種、装備品の「ミサイル・ガン」「ミサイル×4」「推進ブースター×2」と専用台座一式。これらに各形態を固定するサポートパーツが付属する。
台座は支柱を三叉のパーツで支える大きめのもので、先端ジョイントを差し替えることで各形態に対応する。また、ジョイントを差し込む角度でオーガス本体の傾きも変えられる。
オーガロイド形態
まずは基本形態であるオーガロイドから。パッケージから取り出し、足首を変形してミサイル・ガンを持たせればすぐに完成する。生物的で丸みを帯びた独特なフォルムは今見ても斬新だ。
外装の白は少し青みがかった色合い、内部や手足に使われているブラウンはメタリックな質感となっている。4段もの変形ギミックをストレス無く遊べるよう、ボディの主要カラーは成型色で再現されている。
ここで注目したいのが、変形のファーストタッチとなる足首だ。各形態に合わせた形状にするために引き出し式×二軸可動になっており(上画像参照)、シンプルに可動範囲を広げる用途にも使える。左右スイングも可能で、「オーガロイド形態でハの字立ち×足裏を接地させる」といった、ロボットトイの基本となるポーズもしっかりと付けられる。
また、オーガロイド形態では首元にも注目してみよう。後述の変形のために首基部は前後にスライドするが、この形態で上から見た時に大きな隙間が見えない形状になっている。首後ろは板状のパーツを跳ね上げて蓋をする機構だ。
蓋パーツはポージングによってフリー可動する箇所なので、爪楊枝など表面を傷つけない工具を用意しておくと簡単に元に戻せる。
右手のミサイル・ガンもギミックが搭載されている。中心部裏側の円は引き出して高さを出すことで、腕と足の装着基部形状違いに対応。この箇所は引き出している状態では360度回転するので、装着させたまま砲口の向きを自在に調整できる。
オーガロイド形態→タンク形態へ変形
それではここから、脅威の4段変形のハイライトを紹介していこう!
4段変形を立体再現するために、本アイテムでは最新の解釈やメカニックデザイナー・宮武一貴氏の監修も積極的に取り込まれている。画像左上→右上の順に解説しているので、「2023年に蘇ったオーガス」をぜひ体感しよう。
※当記事は内容をわかりやすくするため、変形シークエンスを抜粋しています。実際の製品では同梱の取扱説明書をご参照ください。
①肩アーマーは外側へ移動が可能。変形時に首側が擦れるのを避けるほか、オーガロイド形態での肩の可動範囲拡張にも役立つ。
②バックパックを開けると「オーガロイド形態サポートパーツ」(左上青い箇所)が取り付けられている。肩基部にあたる金属素材のヒンジ変形と、サポートパーツ凸と白いパーツ凹の嵌合で、各形態を内側から固定しているのだ。
③オーガロイド形態サポートパーツとタンク形態サポートパーツを交換。タンク形態のサポートパーツは直角に起こしたバックパックを支える役割に加えて、後ろから眺めた時のディテールアップパーツも兼ねている。
④ひざを引き出して前方へ曲げる。この「ひざの延長」ギミックがあることで、深くひざを曲げられタンク形態の重心の低さを演出できる。
タンク形態→ガウォーク形態へ変形
上と並行して頭部、肩~腕、ウイング、足側面を変形させればタンク形態の完成だ。劇中での出番こそ多くはないが、陸戦特化形態として独特の重厚感を感じさせる。
次はタンク形態からガウォーク形態への変形を見ていこう。
①ふたつのヒンジが内蔵された股関節を直角に曲げて、ガウォーク形態特有の広い足幅を再現する。固い箇所なので、ヒンジの可動を一箇所ずつ確かめながら変形させよう。
②タンク形態サポートパーツを外し、肩のヒンジを一旦全て伸ばす。
③白いカバーを上まで開くと、連動してコクピット全体が持ち上がる機構になっている。
④ひざはオーガロイド形態とタンク形態の中間程度に伸ばし、ガウォーク形態ならではの逆関節へと折り曲げる。ガウォーク形態用の台座ジョイントはコクピット下部を支える構造のため、浮かせて飾る際は腕の変形を完成させる前にジョイントを挿し込んでおこう。
ここで②をズームしてみよう。黒い丸がヒンジの支点であり、これを様々な形に曲げることで肩の位置が各形態に添うのだ。なお、ガウォーク形態ではサポートパーツは使用しない。
ここでは手首の差し替え無し収納ギミックも見逃せない。手首の赤い一辺が手首ブロックのロックになっている。ここを持ち上げると変形用手首パーツを腕内部へと押し込め、戻せば「収納状態でのロック」がかかる仕組みだ。
手首を収納した腕をコクピット下部に固定し、上半身を後ろへ折り曲げ、ウイングを水平に展開すればガウォーク形態が完成。ウイング下にはミサイルが懸架できるポイントが4箇所設けられている。
頭上から足元までパイロットの姿が見える有機的なコクピットは、SFメカの未来的な雰囲気と戦闘ヘリのような実用性を同時に感じさせる。エマーンが駆るドリファンド「モラーバー」と並んで『オーガス』ならではのデザインセンスが光る箇所だろう。
ガウォーク形態→フライヤー形態へ変形
では、残るフライヤー形態へとガウォーク形態から変形していこう。
①フライヤー用のサポートパーツを取り付ける。
②腕のヒンジを再び水平に広げる。
③曲げた右腕と左腕の凸パーツを引き出し、噛み合わせて固定する。
④両腕の凹をふくらはぎの凸パーツに差し込む。
ここで再び、②の肩のヒンジ変形を拡大。金属製のヒンジを「Z」字に曲げるところなので、支点をひとつずつ丁寧に曲げていこう。
ウイングの角度を調整し、長距離移動に用いられるフライヤー形態が完成。ウイング本体や基部は角度が自由に変えられ、懸架している推進ブースターは前述のミサイルと差し替え装着ができる。ちなみに、このパーツの「推進ブースター」という正式名称や発進後にドロップする設定は、本アイテムの商品化がきっかけで判明した。
トイオリジナルバリエーション
ここまで紹介した通り「オーガロイド」「タンク」「ガウォーク」「フライヤー」の4段変形を、内部サポートパーツの差し替えのみで再現できる本アイテム。正しく変形させれば各形態でカッチリと固定できるが、ヒンジや引き出しを駆使した全身の変形機構を活かして、より自由な遊び方も出来る。
基本的にクリック可動が無いため可動の自由度が高く、オーガロイド形態でのプレイバリューも意外に広い。腰のウイングを広げる、ミサイル・ガンを足に装着させる、などトイオリジナルの遊び方も楽しい。表情の付いた手首パーツともどんどん組み合わせよう。
フライヤー形態のウイングに、推進ブースターとミサイルを交互に懸架させた状態。シンプルな組み換えだが、ミサイル・ガンのボリュームも相まって重武装感が増す。
変形途中を調整すれば、本編にも登場した「腕を展開したガウォーク」形態にも。さらにウイングの角度や懸架アイテムを変えれば新鮮なイメージを見せてくれる。
誕生から40年を迎え、最新技術で蘇った「オーガス」。ロボットアニメ界に歴史を刻んだ斬新なデザインと4段変形ギミックを再現したこのアイテムは、7月15日(土)店頭で時空を超えた遭遇を果たす!
>>「HI-METAL R オーガス」商品詳細ページはこちら
>>超時空世紀オーガス 「超時空画廊(ギャラリー)」公式サイト
2023年7月7日(金)より、新宿マルイ アネックスにて『超時空世紀オーガス』期間限定ショップ&ギャラリーが開催中!詳細は上記公式サイトをチェック!
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※画像は製品サンプルと開発中の試作品を撮影したものです。実際の商品とは異なる場合があります。