魂の骨格 S.H.Figuarts『ウルトラマンジード』シリーズ発売記念 朝倉リク/ジード役 濱田龍臣 スペシャルインタビュー
2018-02-23 17:30 更新
ウルトラマンシードの基本形態「ウルトラマンジード プリミティブ」が、S.H.Figuartsとなって2018年2月24日(土)いよいよ発売。
そして魂ウェブ商店では6月発送の「ウルトラマンベリアル アトロシアス」に続き、ウルトラマンジードの最終形態「ウルトラマンジード ロイヤルメガマスター」の予約が2月23日よりスタートする。
これを記念し、ウルトラマンジードこと朝倉リクを演じた濱田龍臣氏に登場を願い、商品を見た感想や3月公開の劇場版の見どころなどを語っていただいた。
──既存の商品や、従来のULTRA-ACTなどは触られていましたか?
濱田:ジャンボットのULTRA-ACTを持っています。
それと、先日の『ウルトラマンジード』の打ち上げで頂いた福袋に、ウルラマンオーブ オーブオリジンのS.H.Figuartsが入っていました。
──いよいよウルトラマンジードのシリーズが発売されますが。
濱田:いやーこれ、ヤバくないですか?
サイズ的には約15cmくらいなのに、ディテールとかエッジとか凄いですよね。
──他に集めていらっしゃるものはありますか?
濱田:昔のソフビは、家にたくさんありますね。
メビウスやマックスはもちろん、ゼノンもあります。メビウスはバーニングブレイブとフェニックスブレイブも。キャスター付きの衣装ケース一杯に入っています。
他にもグリッターティガとか、ウルトラマンボーイのグリッターバージョンとかもあります。
頂いたものでは、てれびくんの応募者プレゼントだったコスモスとジャスティスとレジェンドの特大フィギュアも。
──今回の商品を実際にご覧になっていかがですか?
濱田:触っちゃっていいですか?
おお、素立ちにしてもカッコいいですね。うわあ、凄い。凄いしか言葉が出てこない(笑)。
背中まで細かく塗装されているのは嬉しいですね。
関節を動かしたときだけ見える部分までしっかり。凄い!
──プリミティブは、最初に変身したウルトラマンですから、思い入れも格別では?
濱田:思い入れはありますね、やっぱり。
戦い方がいちばん好きです。だいたい飛び膝蹴りから始まるじゃないですか(笑)。
アトロシアスと戦ったときのケンカキックとか、あの野性的な戦い方がいい。
S.H.Figuartsもその感じが出ていてカッコいいですね。
これで赤目とかになったら凄いんだろうな。
──レッキングバースト用の手首は、他のウルトラマンと同様に伸ばし手を用意する予定が、スチールカットを確認した際に、違うことに気付き、急遽指を開いたものに変更されたそうです。
濱田:そうなんですよ。
しかも光線を撃つときは小指が腕のフィンと一直線になるんです。
その辺もよく再現されていると思います。光線パーツも付けてみていいですか?
わ、楽しい……おお! 可動範囲広い!
オーブよりも肩の関節が一個多いんですよね。一段引き出せるようになっている。凄いですね。あ、爪先も動くんだ!
なんかもうニヤニヤが止まらない(笑)。
──第二弾のアトロシアスは、6月発送予定だそうです。
濱田:最終回の戦いが再現できるわけですね。こうして見ると、アトロシアスも滅茶苦茶カッコいいですね。
たぶん色味的に黒いから、関節とかも目立ちにくいんですね。
すごく滑らかに見えます。もちろんジードもカッコいいんですけど、それに対してしっかり悪役としてカッコいい。
ダークヒーロー感が出ています。
このツメのシャープさとか、ディテールちょっと凄すぎないですか?
──対象年齢15歳以上ですので。
濱田:普通だと尖らせられないところも尖らせまくっていると。イイですねえ。邪悪さが際立ってますよ。
うおお、怖いなー。背中も凄い。あ、こっちも肩が一段引き出せるんですね。
お父さん似の息子と息子似のお父さんですよね(笑)。
これは並べたくなりますよ。ビルとかをいっぱい並べて、ジオラマを撮りたくなっちゃいますよね。カッコいいなあ。
──そして第三弾のロイヤルメガマスターはいかがでしょう。
濱田:こりゃまた凄いモノを作りましたね。
うわ、マント凄い!広げられるんだ。肩当ても動く!色もきらびやかですね。
金と銀の中で、紫が良い映え方をしていますよね。キングソードも持っちゃってるし。
最初にロイヤルメガマスターが発表されたときって、やっぱりちょっと戸惑われた方も多かったと思うんですけど、実際に動くところを本編やショーでご覧になって「カッコ良かった!」「豪華だった!」って言ってくれているのを聞いてすごく嬉しかったんですよ。
このアイテムはそれを体現しちゃってる感じですね。カッコいいしか出てこない。
「カッコいい」「神々しい」「尊い」しか(笑)。
──ジードのタイプチェンジの中では、何がお好きですか?
濱田:僕はマグニフィセントですね。
でもこれを見ちゃうと、ロイヤルメガマスターに傾いてしまいそうですね。(動かしつつ)おお、こうなるんだ! 凄いっ! マントもかなり表情出せますね。バサッと翻すところとか、初登場の第17話の着地するところとか。
ああ、これはもう皆さん、自分の手で動かさないと伝わらないですよ。是非買って触っていただかないともったいない(笑)。
──マグニフィセントも発売されると嬉しいですね。
濱田:こうなると全部欲しくなっちゃいますよね。この再現性でジードマルチレイヤー(※TV最終回で登場した、ジード各タイプが一斉に並び立つ分身攻撃のこと)ができたら最高です。
プリミティブ、ソリッドバーニング、アクロスマッシャー、マグニフィセント、ロイヤルメガマスターをバーンと並べてアトロシアスと対決! みたいな。
それこそ、ちょっと夜っぽい感じのジオラマにして最終回を再現。いいなあ、見たいですねー、それ!
──マグニフィセントのどんなところに魅力を感じますか?
濱田:プリミティブからアクロスマッシャー、ソリッドバーニングへのタイプチェンジは、リクがウルトラマンジードとして色んな人からの祈り=リトルスターをもらって変身した姿だったんですけど、マグニフィセントはちょっと違うんです。
リクを育てて守ってくれた錘さんっていう父親同然の存在がいて、錘さんのリトルスターが飛び出したのはジードにではなくリクに「生きてほしい」と願ったからなんです。
「父親」はジードの物語の中でもすごく重要なキーワード。父親の祈りによってウルトラの父のカプセルが発動して、しかも戦う相手が遺伝子的な父親でありウルトラの父とも因縁のあるウルトラマンベリアルですから、全部父親つながりなんです。
この時のタイプチェンジは、今まで孤独に戦ってきたジードが初めて誰かに望まれて、背中を押されて変身した瞬間だと思うんですよ。
マグニフィセントのがっしりとしたフォルムや重厚なアーマーには、そういうリクの心情が表れていると感じます。
父親の庇護を受けつつ、それをしっかり受け止めて自分の力にしようとしている気持ちが表れている姿だなという気がして。
戦い方も、相手の技を全部受け切ってそれから返すみたいな、昔のプロレスに通じるストロングスタイル。プリミティブとは違う意味での荒々しさがある豪胆な戦い方で、好きですね。
ラインナップされる日が来ることを楽しみにしています(笑)。
──ジードに限らず、歴代のウルトラヒーローや怪獣の中で、このシリーズでの商品化を希望するキャラクターはありますか?
濱田:ジャスティスです(即答)。
ウルトラマンジャスティスのクラッシャーモードがいいです。世代的にドンピシャなのは『ネクサス』『マックス』『メビウス』なんですけど、幼稚園の頃、3~4歳から7歳くらいまで、車の中ではずっと劇場版『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』を見ていたんです。『コスジャス』か『ウルころ』でした。
もうカッコ良くて、歴代の中でいちばん好きですね。是非ジャスティスを、ジャスティスとマグニフィセントを、お願いします(笑)。
──劇場版といえば、『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』の公開が迫っていますね。
濱田:はい。3月10日(土)公開になります。
ウルティメイトファイナルですよ。僕も最初はどんなスーツになるのかと思って、特撮シーンの撮影も見に行けなかったから、昨年11月30日(木)のディレクターズカット版上映会のときに初めて実物を見たんです。何というかジードっぽくはないんだけど、目を見るとやっぱりジードなので、「ジード、こうなるのか!」と驚きましたね。
すごく胸板が厚くてバツーンとした感じ。それでいてマグニフィセントやロイヤルメガマスターみたいに鎧をまとっているわけでもなく、素のままなのにフィジカルが強そう。
身体のラインも、今までと違って円や直線が主体で幾何学的。すごくジードっぽくないジードでした。
でもカッコいいですよ、絶対。ギガファイナライザーもあるし。でかいんですよ。
変身するときは適度なサイズなんですが、変身後はすごくでかい。ギガ○○○○イザーという名前には皆さん聞き覚えあると思うんですけど、それとの関連性にも注目してください。
内容がすごく詰まっていて、色んなお話をギュッと圧縮した濃密な74分間です。一回観ただけだと細かいところまで追いきれないかもしれません。
一人一人の物語が複雑に組み合わさってひとつのストーリーになっているんです。
『ウルトラマンオーブ』ファンの方々にも見てほしい。「これが見たかったんだ!」っていう要素が溢れている作品ですね。
──映画の見どころは?
濱田:複層的なストーリーはもちろんですが、帰ってきたガイさん、ジャグラーさん、ウルトラマンオーブのカッコ良さが際立っています。
客演という立場だからこそ、その頼もしさや先輩の貫禄がにじみ出ています。隅々まで見てもらいたいですね。
ジードとオーブの共闘もイイですよ~。オーブやジードが好きな人たちは終始ニヤニヤしっぱなしだと思います(笑)。
──S.H.Figuartsで再現したくなりますね。
濱田:そうですね。やっぱり動くって凄いです。
他にも色々なジードのフィギュアがありましたが、これは本当に大人向けって感じですね。
巧いなあ。買っちゃいますもん(笑)。
──最後にメッセージをお願いします。
濱田:このシリーズで今までに色んなウルトラマン、怪獣、隊員たちが発売されている中で、「これは今までのウルトラマンとは違う!」っていう感じがS.H.Figuartsの中ですら出てきている。
その異質感こそが『ウルトラマンジード』だと思うんですよ。その真髄を、是非とも手に取って、眺めて、動かして、写真に撮って、存分に楽しんでいただきたいと思っています。
買って一週間くらいは素立ちのままで眺めてニヤニヤしていられるほどカッコいいです。
次はポーズを取らせて、ポーズを変えて、さらに新しいポーズやジオラマを考えてと、存分に創造力を発揮して、堪能していただけると思います。是非手に入れて下さい!
【プロフィール】
濱田龍臣(はまだ・たつおみ)
『ウルトラマンジード』朝倉リク/ウルトラマンジード役。2000年8月27日生まれ。千葉県出身。
2006年、子役としてデビュー。
2010年の大河ドラマ『龍馬伝』において坂本龍馬の幼少時代を演じ注目を集め、多数のドラマや映画、CM、バラエティに出演。
2010年10月「ゴールドドリームアワード2010」で金の卵賞受賞。他の出演作に『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦! ベリアル銀河帝国』(2010)ナオ役、『怪物くん』(2011)市川ヒロシ役、『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』(2012)幼いマーベラス役、『ガッチャマン』(2013)、『モブサイコ100』(2018)影山茂夫役などがある。
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©円谷プロ ©ウルトラマンジード製作委員会・テレビ東京
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